神戸新聞元社長 荒川克郎氏死去 95歳

2021/06/08 22:01

荒川克郎氏

 神戸新聞社、デイリースポーツ社の荒川克郎(あらかわ・かつろう)元代表取締役社長が6日午前10時18分、老衰のため神戸市の病院で死去した。95歳。神戸市出身。葬儀は近親者のみで行った。故人の遺志により弔問は辞退する。 関連ニュース 加西市、再生エネルギー浸透へ新会社 太陽光発電所を整備、公共施設手始めに供給目指す 神戸スティーラーズ、応援しよう 県民対象に300円で観戦券販売 1月19日ノエスタ 楽天・小深田「また受賞を」 ソフトバンク育成・津嘉山「プロで頑張る」 神戸国際大付高OB会が激励

 荒川氏は1949年に神戸新聞社入社。社会部長、編集局長、専務取締役などを歴任した。87年には神戸新聞社、デイリースポーツ社の社長に就任。97年から99年まで両社の代表取締役会長を務めた。
 社長在任中の95年1月17日に阪神・淡路大震災が発生し、当時の本社ビル=神戸新聞会館(神戸・三宮)が全壊した。相互援助協定を結んでいた京都新聞社の協力で新聞発行を継続した。
 一方で、建設を進めていた現本社ビル(神戸ハーバーランド)を完成させ、本社機能の移転などにも尽力した。
 問い合わせは神戸新聞社秘書部TEL078・362・7007。

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