コロナワクチン 川西市が高齢者集団接種前倒しへ

2021/06/10 16:30

川西市役所=川西市中央町

 兵庫県川西市は10日、65歳以上の新型コロナワクチン接種について、接種態勢を変更し、当初より約1カ月前倒しして7月末の完了を目指すと発表した。1回目の予約日が7月中旬以降の人には、市が新たな日程を記した通知を郵送する。 関連ニュース 接種率1位独走の和歌山、仁坂知事が取ったビシビシ作戦とは 大臣には「ワクチンください」と直談判 予定以上の来院、毎日の問い合わせ電話…6割超「対応に苦慮」 ワクチン個別接種 神戸市のワクチン接種でミス 接種人数、使用量より多く 原因「正直分からない」

 接種は5月末に始まり、2会場で計6人の医師が問診や経過観察を担っている。想定よりスムーズに運用できており、歯科医師の協力態勢にめどが立ったことなどから、6月中旬以降は当初予定の1・5倍のペースで接種を進めるという。
 日程を前倒しするのは、7月12日の週以降に1回目の予約を取った人らが対象で、約1万3200人。市があらかじめ変更日を決めて通知し、都合が悪い場合は電話で受け付ける。6月14日に通知を発送し、早い人で17日から始まる。
 64歳以下の接種については、6月下旬に接種券を一斉送付し、7月中旬以降に接種を始める。(久保田麻依子)
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