兵庫県で４人感染、３月以来の１桁　死亡は２人

　兵庫県は２８日、新たに４人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が１桁にとどまったのは、９人だった３月８日以来。神戸市では、昨年１０月２６日以来、約８カ月ぶりに感染者が確認されなかった。 関連ニュース ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転　データで安全確信 「これは死ぬ」「無理、もう」３０代男性が語る死の恐怖　今も後遺症　若者のコロナ重症化リスク訴え 五輪観客上限１万人　勝田教授憤る「医療者の意見ないがしろに」

　発表自治体別の新規感染者は、西宮市２人、県所管２人（芦屋市１人、三田市１人）。神戸市で１件の取り下げがあり、県内の累計患者数は４万８６９人になった。神戸市１人と県所管１人の計２人の死亡が新たに確認され、累計死者数は１２８５人となった。
　直近１週間の患者数は１日平均１９・７人。２８日午前０時時点の入院患者は１５５人で、病床使用率は１３・４％だった。重症病床使用率は１６・９％で、政府分科会が示す感染状況の指標でステージ３（感染急増）の２０％を５日連続で下回った。（まとめ・山本哲志）
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