兵庫県のワクチン大規模接種 園田と姫路の両競馬場でも実施へ

2021/06/28 20:55

園田、姫路両競馬場で新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を行うと発表した井戸敏三知事=28日午後、兵庫県庁

 兵庫県は28日、阪神地域と姫路地域で行っている新型コロナウイルスの大規模接種を11月28日まで継続し、会場には園田競馬場(尼崎市)と姫路競馬場(姫路市)を使うと発表した。両会場とも現行と同じ1日最大千回を接種する。 関連ニュース “10代へのワクチン接種阻止”根拠はネット上の不確かな情報 不安あおる情報拡散は許されない 副反応の相談「発熱」が最多 コロナワクチン接種 神戸市の窓口 新型コロナワクチン、女性に1日2回接種のミス 勘違いし反対の腕に接種

 阪神地域は9月26日まで西宮市立中央体育館、姫路地域は8月29日まで姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」で実施し、それぞれ翌日から両競馬場に会場を移す。
 井戸敏三知事はこの日の会見で「いずれも広いスペースが確保でき、県が大部分出資をする団体(県競馬組合)が運営しており協力を得やすかった」と説明。主要駅からバスを運行する方針も示した。
 ただ、政府は自治体の大規模接種の新規受け付けを停止しており、状況次第では継続の可否を検討する必要があるという。県はまた、7月19日~8月29日の大規模接種について、7月1日午前9時からウェブのみで予約受け付けを始めることも発表した。(大島光貴)
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ