酔って駅のホームで居眠り 警察手帳や捜査書類置き忘れる 刑事部の30代巡査部長
2021/06/30 21:58
兵庫県警察本部=神戸市中央区
兵庫県警本部刑事部の30代の男性巡査部長が酔って駅のホームで居眠りし、警察手帳や捜査書類を置き忘れたとして、本部長訓戒の処分を受けていたことが30日分かった。5月12日付。
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県警によると、巡査部長は3月中旬、仕事帰りに居酒屋で約2時間半、1人で飲酒。午後9時ごろに退店後、電車を乗り過ごし、下車した駅でも再びベンチで眠り込んだ。同11時前、駅員に起こされて電車に飛び乗った際、リュックサックを置き忘れたという。
リュックには警察手帳や、事件の被害者名や住所などが書かれた捜査書類が入っていた。駅員が交番に届けたという。当時は新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除から11日後だった。
このほか、事件の家宅捜索の際に警察手帳を紛失したとして、神戸市内の警察署に勤務する40代男性警部補を警務部長訓戒とした。紛失してから9日後、同じ場所で再び家宅捜索があり、布団の隙間から手帳が見つかったという。
警察手帳は衣服に結束するよう内規で定められており、県警監察官室は「短期間で2件も紛失事案があったことは重大。指導を徹底したい」としている。