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ゴンチャロフ製菓との和解を受け、会見した前田和美さん=2日午前、神戸市中央区橘通1、兵庫県弁護士会館
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ゴンチャロフ製菓との和解を受け、会見した前田和美さん=2日午前、神戸市中央区橘通1、兵庫県弁護士会館
前田颯人さん(母親の和美さん提供)
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前田颯人さん(母親の和美さん提供)

 洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」(神戸市灘区)の社員だった前田颯人さん=当時(20)=がパワハラや長時間労働の末に自殺した問題で、母親の和美さん(47)=芦屋市=が2日、神戸市内で会見し、同社と和解が成立したと明らかにした。同社が謝罪し、再発防止へ和美さんが社員教育に協力することで合意した。

 6月11日付。和美さんの代理人弁護士によると、颯人さんは2014年に入社し、神戸市東灘区内の工場に勤務。上司から暴言や大声の叱責を繰り返し受け、16年に亡くなった。パワハラや月100時間を超える残業で陥ったうつ状態が原因とされ、西宮労働基準監督署が18年に労災認定した。

 同社は当初、パワハラや長時間労働を否定したが、労災認定後に示談交渉を提案。第三者弁護士を交えた調査を踏まえ、上司の叱責はいじめに当たると認めた。加えて和美さんが求めた社長の謝罪▽加害上司の懲戒処分▽再発防止の徹底-などを受け入れ、和解した。

 和解条件に基づき、同社は颯人さんの命日の前日である先月23日、和美さんらによる社員向け講演会を実施。また今後20年間、毎年の命日に合わせて遺族に再発防止策を報告する。

 同社の光葉正博社長は「パワハラと長時間労働の結果、自死に至られたことを認め、深い哀悼と謝罪の意を表する。二度とこのような悲劇を繰り返さないため、ハラスメント防止や長時間労働の縮減に取り組む」とのコメントを出した。

■遺族会見詳報 母涙「やっと息子の尊厳守れた」パワハラで自殺、ゴンチャロフと和解

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