酒類提供の飲食店でクラスター 店員と客の8人が感染 神戸

2021/07/01 18:56

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 神戸市は1日、酒類を提供する市内の飲食店の店員と客計8人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。いずれも軽症という。市内のクラスターは177件目で、酒を出す店では10件目となる。 関連ニュース 製造工場でインド株クラスター 80代女性に誤って3回目のワクチン接種 高齢者施設職員が対象者を勘違い 兵庫県内、デルタ株感染1週間で16人判明 「広がる兆し。危機感」

 先に店員3人の感染が判明。同じ時期に店に出入りしていた他の8人が検査を受け、このうち店員4人と客1人が陽性となった。市によると、店はカウンター越しに酒類を提供。アクリル板を設置し、手指の消毒も行っていたが、換気が不十分だった可能性があるという。
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