神戸市幹部３人、職務中に演説会で「ガンバロー」拳突き上げる　人事課が注意

　兵庫県知事選が告示された１日、神戸市役所（同市中央区）前であった立候補者の街頭演説会に、市幹部３人が職務中に参加していたことが分かった。市人事課は同日、地方公務員法の職務専念義務違反に当たるとして３人を注意した。 関連ニュース 公務員よ、副業せよ　須磨ビーチで輝く神戸市特命課長 勤務時間中に飲酒し人身事故　男性教諭、懲戒免職に 連日、電車内で面識ない女性をスマホで撮影　神戸市職員を処分

　市によると、同日午前１０時ごろ、立候補者が支持者らと市役所１号館の玄関前で演説。３人は他の聴衆と一緒に演説を聴き、「ガンバロー」の掛け声に合わせて拳を突き上げたという。３人のうち１人は取材に対し、「（立候補者の）演説があると知り、聞きに行った。軽率だった」と話した。市長ら特別職は同法の適用外という。