８０代女性に誤ってワクチン３回接種　尼崎の高齢者施設で　新型コロナ

　兵庫県尼崎市は８日、新型コロナワクチンの接種で、市内の高齢者施設に入所する８０代女性に誤って３回目を接種したと発表した。女性に体調の変化はないといい、施設で経過観察している。 関連ニュース ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転　データで安全確信 兵庫県知事「大阪との県境に壁建てられたらいいのに」　大阪の新型コロナ感染者増で 使いにくいワクチン注射器「こんなの臨床で使わない」　国が配布、半端の廃棄増加

　市によると女性は５月２５日に施設で１回目、６月１６日に２回目を接種し、７月７日に職員が別人と誤って声掛けをして３回目を打った。その際、女性に本人確認をしたり、接種回数を尋ねたりすることはなかったという。
　市はこの施設に対し、本人確認を徹底するよう指導し、ワクチン接種を実施している他の高齢者施設にも注意を呼び掛けた。（竹本拓也）
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