神戸・須磨沖で発見、漂流のクジラ死骸を大阪港湾局が回収

2021/07/12 18:40

海上を漂流するクジラの死骸=9日午前、神戸市須磨区沖(神戸海上保安部提供)

 神戸市須磨区の沖などで漂流しているのが見つかったクジラの死骸が11日午後、大阪府泉大津市の沖の大阪湾で見つかり、大阪港湾局が所属艇で阪南港までえい航し、係留した。 関連ニュース クジラの死骸が神戸沖を漂流 全長7メートル、船舶に注意呼び掛け 大阪湾にクジラの死骸漂流 ベイ・シャトル欠航 【写真】巨大なクジラ像、地下鉄救う 運河に落下寸前

 同局によると、泉大津市の河口付近から約3キロの海上で死骸を確認した。全長10メートル前後で、ミンククジラとみられる。クジラの死骸は8日に淡路市津名沖、9日に神戸市の須磨沖約10キロ付近で確認され、神戸海上保安部が航行時の注意を促していた。

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