15歳女性にワクチン誤接種 洲本の病院、職場接種で

2021/07/13 21:07

洲本市役所=洲本市本町3

 兵庫県洲本市は13日、洲本伊月病院(洲本市桑間)が10日に実施した職場接種で、対象が18歳以上の米モデルナ製ワクチンを、誤って島内の高校の女子生徒(15)に接種したと発表した。現時点で健康被害はないという。 関連ニュース いったん解凍したワクチン、誤って再冷凍した後に接種 神戸市 製造工場でインド株クラスター 「同僚の素顔を知らない」新入社員がマスク定着コミュニケーションに四苦八苦

 同病院によると、職場接種は今月5日、系列の介護施設職員や健康診断で利用契約する企業の従業員、その家族らを対象に始めた。
 生徒は契約する企業の従業員家族で、10日午後2時半ごろに1回目の接種を受けた。同日夕、医師が誤って打ったことに気付いた。
 接種前の問診票に生年月日が記載されていたが、病院側が見落としたという。12日に洲本市に報告。市と県洲本健康福祉事務所は再発防止の徹底を指導した。職場接種は続ける。(吉田みなみ)

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