兵庫県知事選 西宮市選管で開票トラブル

2021/07/19 01:02

開票トラブルを受け、票を数え直す市職員ら=西宮市中央体育館

 18日に行われた兵庫県知事選の開票作業で、西宮市選挙管理委員会が集計した票数が、投票者数より18票多くなるトラブルがあった。午後11時半から計測をやり直し、余った投票用紙も数えたが、19日午前1時現在も原因が特定できていない。 関連ニュース 井戸知事ぼうぜん「『刷新』の言葉に踊らされた」 兵庫県知事選 票数が投票者数と合わず 35万票数え直しても…やっぱり33票多い 尼崎で謎のトラブル 投票用紙が引っ付いたり文字かすれたり… 蒸し暑さ原因で開票作業が大幅遅れ

 市選管が18日夜に発表した投票者数は16万8219人。だが実際に数えると16万8237票あり、投票者数より18票多くなっていた。
 このため投票箱に入れられた票の計測をやり直したが、誤りはなかった。続いて、各投票所から未使用のまま戻ってきた投票用紙を計測器で数えたが、間違いは見つからなかった。
 このトラブルにより、開票作業は96・84%で足踏みしている。

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