王位戦・初日の昼食　藤井は三田牛、豊島はうな重

　「お～いお茶杯第６２期王位戦」７番勝負第３局は２１日午後０時半、昼食休憩に入った。対局初日の「勝負めし」。両棋士はしっかり力を付けるメニューを選んで、午後からも続く対局に備えた。 関連ニュース 王位戦第３局　藤井が逆転勝ちした第２局と同じ戦型に 王位戦第３局、初日のおやつ　藤井は新選択肢から、豊島は豪華に 王位戦、相手の印象は？　藤井「精度の高い将棋を指している」豊島「一手一手が丁寧」

　藤井聡太王位（１９）＝棋聖＝は「三田牛と淡路玉葱焼き膳」を注文した。兵庫県が誇る地元産食材を焼き上げる。ボリューム感のあるメニューだ。
　豊島将之竜王（３１）＝叡王、尼崎市＝は「国産うな重膳～有馬山椒と共に～」を頼んだ。しょうゆで煮たさわやかな実山椒は有馬温泉の名物だ。
　いずれも会場の神戸市北区、有馬温泉にある旅館「中の坊瑞苑」の料理人が腕を振るった。（小林伸哉）