神戸市長選 元加西市長の中川氏が立候補表明
2021/08/06 21:03
神戸市役所=神戸市中央区
任期満了に伴う神戸市長選(10月10日告示、同24日投開票)で、元兵庫県加西市長の中川暢三氏(65)が6日会見し、無所属で立候補することを表明した。
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中川氏は加西市出身。2005年から同市長を2期6年務めた。先月18日に投開票された兵庫県知事選にも立候補したが、落選。神戸市長選は17年に続き2回目の挑戦となる。
立候補の理由について、中川氏は「前回市長選が終わった時点から、知事選の結果次第で立候補しようと思っていた。具体的な提言・提案をし、政策本位の選挙をしたい」と説明。神戸の現状について「若い世代が住み、働きやすい環境になっていない。少子高齢化や公共施設の老朽化に加え、新型コロナウイルスの問題にも直面する。新たな切り口の政策でしっかりと立て直す」と強調した。
同市長選を巡っては、現職の久元喜造氏(67)と、音楽塾経営の服部修氏(47)が立候補を表明している。(三島大一郎)