クラスター発生の保育園で園児が新たに感染、新型コロナ　明石

　兵庫県明石市は１０日、市内在住の１０歳未満～５０代の男女２０人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。８日にクラスター（感染者集団）が確認された市内の保育園で、新たに園児１人の陽性が判明し、同園の感染者は計６人となった。 関連ニュース 声をたずねてー政治に届けたいこと【5】「夜は親子一緒に」が本音　＜夜の保育園園長　女性(54)＞ 保育所、こども園選び参考に　紹介サイト「すきっぷ園ナビ」を開設　６区６００園を網羅 ８月２・３日　尼崎で１４００人、西宮で１２００人超える　高齢者施設や保育所でクラスター相次ぐ

　この保育園では、濃厚接触者を含む園児６１人にＰＣＲ検査を行う予定で、全員の結果が出るまで臨時休業とする。
　６日に職員１人の感染が確認された知的障害者通所施設の市立木の根学園（同市大久保町大窪）で、新たに職員１人の感染が明らかになった。濃厚接触者の利用者６人にＰＣＲ検査を行い、臨時休業を続ける。
　新規感染者のうち、５０代自営業男性（市内で勤務）が中等症で市内の医療機関に入院。軽症が１７人、無症状が２人。
　１０日時点で入院待機者は２人、宿泊療養施設の入所待ちは２３人。５１人が自宅療養している。（長尾亮太）
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