原因は五輪?誤った運転免許の更新はがきを4246人に発送 兵庫県警
2021/08/10 20:12
兵庫県警察本部=神戸市中央区
兵庫県警は10日、一部の内容を誤った運転免許の更新案内はがきを、4246人に発送していたと発表した。誤記載があったのは9月7、8日が誕生日の人向けの更新はがきで、本来は今月8日から可能だった更新期間を「10日から」と記載していた。
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県警運転免許課によると、東京オリンピック開催に伴って祝日が移動したことから、同課の担当者が1月にはがきの管理システムのスケジュールに祝日を改めて入力。その際、振り替え休日の8月9日(月曜)のみを閉庁日とするはずが、誤って同8日(日曜)の「山の日」も閉庁日としていた。県内の各更新センターでは、日曜日が祝日の場合でも更新手続きを受け付けており、同8日は通常通り受け付けていた。
明石更新センター(明石市荷山町)に同日、誤ったはがきを持った男性が更新に訪れて発覚した。男性の更新手続きは正常に行われたという。同課は「はがきを再送する予定はない」としている。(谷川直生)