「二十世紀梨」贈答用の予約販売見送り ひょう害で兵庫県香美町の農家 訳あり品、オンライン販売
2021/08/19 05:30
今季の二十世紀梨の出来栄えを査定するJA職員ら=JAたじま香住営農生活センター
兵庫県香美町特産の「二十世紀梨」が間もなく出荷シーズンを迎える中、同町の香住果樹園芸組合とJAたじま(豊岡市)は18日までに、進物・贈答用の予約販売を見送ることを決めた。春に降ったひょうの影響で実の表面が傷付いたためという。傷付いたナシは、家庭用に箱詰めしてオンライン販売する方針で、注文を受け付けている。
関連ニュース
明石の新幹線車両基地、整備断念に農家ら「振り回された」 宙に浮くパイプライン計画
レモンを東播地域の特産に 過労で倒れ農家に転身、地元稲美で決意<記者独断 推しの人物>
明石キャベツ生育遅れで品薄、卸値2倍超に 収穫期に猛暑が尾を引き…農家落胆「ここ数年は異常」
同町香住区は、二十世紀梨を中心に県内最大規模の青ナシの産地として知られる。水はけの良い山の斜面や平地で育つナシは糖度が高く、同組合では生産農家42軒が計約14ヘクタールで栽培している。
今年は4月中旬にひょうが降って、人工交配直後にできた小さな実を直撃。傷やへこみなどの被害が広がった。進物・贈答用は、年間総出荷量の約4割を占めるが、同組合は「一定の品質を確保できない場合に困る」として予約販売の見送りを決めた。
傷が付いたナシ(糖度10・5度以上)は訳ありの農家応援商品として、家庭用に5キロと10キロの箱詰めにして、JAたじまのオンラインショップで販売する。送料無料(北海道・沖縄、離島を除く)。JAたじまTEL0796・22・0300
(金海隆至)