授業や部活動→感染対策を徹底 修学旅行→計画済みの場合除き行わない 兵庫県

2021/08/19 21:50

兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が20日から適用されるのを前に、兵庫県教育委員会は、期間中の対応方針を県立学校や各市町教委に通知した。授業や部活動は感染対策を徹底して行う一方、修学旅行などの県外活動は、計画済みの場合を除き原則行わないよう求めた。 関連ニュース 山田錦のまちへ修学旅行、食文化に興味津々 茨城県の高校生が酒米試験地など見学 加東 「同世代が、幸せを考える機会になれば」引き揚げ者の語り部になった17歳 「心に種をまく」広島で修学旅行生と向き合う児童文学作家【語り継ぐ-戦争を知らなくても】 変わる修学旅行「学びや体験」重視に 探究、SDGs…燃料高や宿泊費高騰の影響も<ローカル+α>

 県教委によると、8月は県立校の生徒や教職員の感染者数が過去最多だった4月と同水準で増加。感染場所は家庭内が多く、「教師の指導がある校内では広がっていない」としている。
 修学旅行については2学期に予定している学校も多いが、既に計画済みで、行き先が緊急事態措置などの実施区域でなければ、受け入れ先の意向を確認した上で認める。部活動の県外活動も、全国大会への出場などに限って容認する。
 部活動については、卒業生、保護者らの参加は「過去に感染が広がった事例がある」として、見合わせるよう求めた。(古根川淳也)
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