1票差で落選、票の再点検求める 6月の尼崎市議選、県選管へ申立書

2021/08/24 21:06

尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 6月にあった兵庫県尼崎市議選(定数42)で1票差の次点で落選した無所属元職寺坂美一氏(45)が8月24日、票の再点検を求めて県選挙管理委員会へ審査申立書を提出したことを明らかにした。市選管への異議申し立てが棄却されたことを受けた措置。申し立ては17日付。 関連ニュース 尼崎市議選の1票差落選 異議申し立てを市選管が棄却 尼崎市議選 1票差の次点で落選、元市議男性が異議申し立て 不在者投票、名古屋市の区選管が送り忘れで「無効」に 尼崎市議選

 申立書では、1字間違いの投票用紙の取り扱いについて、市選管が一律に「有効票」とした判定を問題視。「一」で終わる名前が自身以外にも複数いたことなどを例に、「誤記と判断できず、投票者の意思を推測できないものは無効票と解釈すべき」と主張している。(竹本拓也)

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