尼崎市で過去最多２０３人感染　障害者施設クラスターの感染者３６人に

　兵庫県尼崎市は２５日、市外在住を含む１０歳未満～８０代の男女２０３人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。市が確認した１日の感染者数が２００人を超えるのは初めてで、過去最多となった。 関連ニュース やめてっ！「消せるボールペン」　ワクチン予診票の記入で使用する人続出　見分けつかず、訂正作業が重荷に ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転　データで安全確信 「アセトアミノフェン」含む解熱鎮痛剤が各地で品薄に　新型コロナワクチン接種の副反応に備え

　市によると、家族間での感染が目立つといい、「学校が夏休みで家族で過ごす時間が長い。お盆休み中に親族が集った影響も数字に表れている可能性がある」とする。
　年代別では、多い順に、２０代と３０代３９人▽１０代３０人▽４０代２８人▽５０代２７人▽１０歳未満２０人▽６０代１１人▽７０代７人▽８０代２人。
　症状は、中等症が３人、軽症が１６７人、無症状が５人で、３１人は調査中という。
　また、クラスター（感染者集団）が起きている市内の障害サービス事業所では、新たに２人の感染が判明。この事業所での感染者は計３６人となった。
　市は、大阪府などが感染を確認した男女６人が尼崎市在住であることも公表した。

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