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「1・17希望の灯り」の前で献花する横綱白鵬(右)=2015年3月、神戸市中央区の東遊園地
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「1・17希望の灯り」の前で献花する横綱白鵬(右)=2015年3月、神戸市中央区の東遊園地

 現役引退の意向を固めた白鵬は、地方巡業などで兵庫県を訪れ、阪神・淡路大震災を始め、災害に見舞われた被災地の住民を勇気づけたこともあった。兵庫県内の関係者からも偉業を称賛するとともに、引退を惜しむ声が聞かれた。

 白鵬は2013年4月、播磨国総社(姫路市総社本町)で20年ぶりに営まれた「三ツ山大祭」に合わせて土俵入りを奉納。大勢のファンが詰めかける中、本殿前で勇姿を見せた。

 間近で見た大恵貴之権禰宜(52)は「体の大きさだけでなく、内側からにじみ出てくる気迫をひしひしと感じた」と回想。記念撮影には笑顔で応じたといい、「落ち着いた物腰で、まさしく王者の振る舞いだった。一時代の終わりと思うとやはり寂しい」と話した。

 14年10月の地方巡業「丹波場所」では、同年8月に見舞われた丹波豪雨の被災者らが取り組みを観戦した。「力士らの豪快なぶつかり合いが、被災直後の地元を元気づけてくれた」と同場所の実行委員会事務局長を務めた丹波市商工会元参事の本庄義文さん(69)。「圧倒的な強さを誇っていた白鵬が来てくれたからこそ、丹波場所は大成功に終わった」と振り返った。

 阪神・淡路大震災から20年の節目となった15年、南あわじ市での巡業後に約30人の力士とともに神戸・三宮の東遊園地を訪問。「1・17希望の灯り」に献花し、犠牲者を悼んだ。

 4年前の秋に養父市で開かれた「但馬場所」では、白鵬の土俵入りに約2200人の観客が沸いた。市職員の才木哲郎さん(53)は「観客からの声掛けに、にこやかな表情で接していたのが印象的だった。長年角界を引っ張った苦労もあったと思うが、最後まで横綱として頑張ってこられた功績をたたえたい」とねぎらった。(地道優樹、真鍋 愛、竜門和諒)

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