菅首相辞意表明 神戸市長、コロナ対応「諸外国と比べて遜色ない対応できていた」

2021/09/03 22:49

神戸市長・久元喜造氏

 菅義偉首相の辞任意向に、総務相時代の菅氏を当時の総務省幹部として支えた久元喜造神戸市長は3日、「大変驚いている。ほとんど休みも取らず、懸命に新型コロナウイルス対応に取り組んでこられた。(辞意表明を)残念に感じている」とのコメントを出した。 関連ニュース ワクチン「今は打たない」「まだ見送る予定」ママたちが選択する理由 接種をめぐるリアル体験談 豊田真由子が政府に緊急提言 緊急事態宣言はほとんど効果が無い、発想の転換が求められている 「批判されないことが第一に」五輪組織委職員、内幕明かす

 ファイザー製ワクチンの供給が滞った7月上旬、菅首相から直接電話がかかってきたといい、「供給が行き渡っているかどうかを心配され、気にかけていただいた。現場をよく知った上で最適の判断をしたいとの思いだったのだろう」と振り返った。
 コロナ対応については「国民から見れば、いろいろな意見や不満があるのは事実だが、諸外国と比べても決して遜色のない対応ができていた。地方の活性化にも尽力されてきたことに心より感謝したい」とした。(三島大一郎)

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