神戸拘置所でクラスター 収容者と職員の8人が感染

2021/09/06 14:29

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 神戸拘置所(神戸市北区)は6日、収容中の30代男性と50代男性の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。8月21日以降、この2人を含めた収容者7人、職員1人の感染が判明。神戸市からクラスター(感染者集団)が発生したと判断されたという。 関連ニュース 神戸で新たに65人感染 8月10日以来の2桁 新型コロナ 兵庫医科大病院で同じ病棟の患者3人感染 入院受け入れを一時停止 明石市内のクラスター、ダンススクール17人、神戸刑務所24人に拡大

 同拘置所によると、9月3日、頭痛や味覚の異常などを訴えた30代男性と、発熱があった50代男性をそれぞれ同拘置所で検査し、陽性だった。感染者同士の接触状況などは保安上の理由から明らかにしていない。
 これまでに感染が確認された8人の症状は「重篤ではない」といい、6日時点で他に体調不良を訴える収容者はいないという。施設は消毒しており、運営に支障はないとしている。
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