真っ赤な“じゅうたん”秋空と海に映え 「あわじ花さじき」でサルビア見頃

2021/09/06 19:45

大阪湾を望む斜面を真っ赤に染めるサルビア=淡路市楠本

 兵庫県淡路市楠本の兵庫県立公園「あわじ花さじき」でサルビアの花が見頃を迎えている。約5千平方メートルに植わる10万株による真っ赤な“じゅうたん”が、秋空と大阪湾の青に映えている。例年通りだと10月末まで楽しめそうという。 関連ニュース 高原に夏の訪れ、霧を彩る六甲山のニッコウキスゲ 牧野富太郎命名、ヒメアジサイも鮮やかに 大輪のハス、水辺で涼 夢前町のハス園、砥堀の畑…多品種、次々と開花 ピンク、紅色、白色…ハスが見頃 大阪、空海ゆかりの盛松寺

 園芸用として親しまれる品種で、同園では約1万1千平方メートルに4色計約22万本を栽培している。このうち赤い品種が8月から咲き始め、海と空を臨む斜面を真っ赤に染める。青い花を咲かせる品種も間もなく季節を迎えるという。
 同園は「密集に注意して、オープンな空間を楽しんでもらえれば」とする。
 午前9時~午後5時。入園無料。同園TEL0799・74・6426
(中西幸大)

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