神戸大の大学院で解答用紙の出題ミス
2021/09/06 19:48
神戸大学=神戸市灘区六甲台町
神戸大は6日、8月23日に実施した大学院理学研究科(物理学専攻)博士前期課程の入試で、解答用紙の出題ミスがあったと発表した。「片対数グラフ用紙」を配るべきところ、「両対数グラフ用紙」を配布したという。この問題を受験した39人については、影響する2問を全員正解として扱い、合否判定に影響はなかったとしている。
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同大によると、出題した教員らが問題をチェックする際、受験生に配布する解答用紙と同じグラフ用紙を使っておらず、間違いに気付かなかった。採点作業中に気付いたという。同大は「今後は受験生と同じ解答用紙を使い、出題内容を確認したい」としている。(古根川淳也)