神戸市長選 岡崎氏が立候補へ 無所属、共産推薦方針
2021/09/07 05:30
神戸市役所=神戸市中央区
任期満了に伴う神戸市長選(10月10日告示、同24日投開票)で、共産党兵庫県委員会などでつくる政治団体「市民にあたたかい神戸をつくる会」は6日、臨時総会を開き、兵庫労連事務局次長の岡崎史典氏(52)を擁立することを決めた。
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岡崎氏は、大阪府岸和田市出身。大阪市内の私立高校を卒業後、会社員を経て、2012年から現職を務める。市民団体「神戸・市民要求を実現する会」の事務局長を担い、市民運動にも携わる。神戸市中央区在住。無所属で立候補し、共産が推薦する方針。
岡崎氏は神戸新聞社の取材に対し「新型コロナウイルス対策はPCR検査の拡充が不十分。コロナ禍での三宮再開発は立ち止まって見直すべきだ」と市政を批判。「市民の立場で市政を進めたい」と話した。
市長選には、現職の久元喜造氏(67)=自民、立民、公明、国民推薦=と元加西市長の中川暢三氏(65)、音楽塾経営の服部修氏(47)が立候補を表明している。(初鹿野俊)