東播地域で3カ所のクラスター 建設会社7人、中学校5人、学童保育20人
2021/09/08 18:35
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
兵庫県は8日、加古川健康福祉事務所管内(加古川、高砂市、稲美、播磨町)の建設会社と中学校運動部、学童保育所でクラスター(感染者集団)を確認したと発表した。県などが既に発表した新規感染者のうち、それぞれ8月28日~9月5日に7人、8月23日~30日に5人、8月29日~9月6日に20人が含まれていた。学童保育所は児童らの感染が相次いでいる高砂市の施設。計3カ所は、同管内で1度に発表された新規クラスターでは過去最多となる。
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8日発表分の新規感染者には、加古川市22人、高砂市19人、稲美町1人、播磨町3人、居住市町非公表19人の計64人が含まれた。年代別では多い順に、20代18人▽30代12人▽10代9人▽10歳未満、40代各8人▽50代7人▽60代2人-だった。うち30代と50代の男性会社員2人が中等症で、他の62人は軽症か無症状。13人の感染経路が不明という。
県発表による東播2市2町在住の感染者は累計4226人。(千葉翔大)
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