服部慎一郎四段と井田明宏四段が決勝3番勝負へ 加古川青流戦

2021/09/10 18:07

服部慎一郎四段

 将棋の第11期加古川青流戦(兵庫県加古川市など主催、神戸新聞社共催)の準決勝が10日までに東京の将棋会館と大阪の関西将棋会館で指され、服部慎一郎四段(22)が2回目、井田明宏四段(24)が初の決勝3番勝負進出を決めた。 関連ニュース プロ棋士目指す子に必要な力は 「ひふみん」こと加藤一二三さん「私は天才、藤井七段は秀才」 藤井二冠封じ手、最高1500万円 王位戦3局分オークション入札終了

 2人は共に日本将棋連盟関西本部所属。服部四段は富山市出身で2020年4月にプロ入りし、同棋戦は奨励会時代の19年に準優勝した。京都市出身の井田四段は今年4月にプロ入りし、過去2回出場した同棋戦は16強入りが最高だった。
 同棋戦は加古川市が11年、若手棋士の登竜門として創設し、昨年はコロナ禍で中止に。今年は四段と奨励会三段、女流棋士、アマチュアの計40人が出場した。
 決勝3番勝負は25、26日に同市の鶴林寺で。25日午後2時と26日午前10時から、市立青少年女性センター(同市加古川町北在家)で大盤解説会が開かれる(申し込み不要、定員100人、無料)。同市ウェルネス協会TEL079・424・9395
(井原尚基)

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