30代以下の優先接種枠を設ける方針 兵庫県知事「受験控える10代に配慮」 10月から大規模会場で
2021/09/12 05:45
県大規模接種会場で新型コロナワクチンの2回目の接種を受ける斎藤元彦知事=西宮市河原町、市立中央体育館
兵庫県の斎藤元彦知事は11日、若者の新型コロナウイルスワクチン接種を促進するため、10月にも県の大規模接種会場に30代以下の優先接種枠を設ける方針を明らかにした。
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県の大規模接種会場は現在、姫路と西宮市にあるが、10月以降、姫路競馬場(姫路市)と園田競馬場(尼崎市)に会場を移す予定。30代以下の優先枠の予約は今月末ごろに受け付けを始める見込みで、詳細は「調整している」とした。
西宮市内で自身の2回目の接種を終えた後、取材に応じた斎藤知事は「第5波を抑えることが最優先だが、その先を見据えても若い世代の感染拡大防止は重要。特に10代は受験を控える高校生もいるので配慮が必要となる」と話した。(村上貴浩)
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