高さ300M、360度、迫力満点、夜の絶景 明石海峡大橋、夜間も主塔ツアー
2021/09/14 20:24
高さ300メートルの主塔から見下ろす神戸市の夜景=明石海峡大橋
世界最長のつり橋、明石海峡大橋の主塔から望む360度の夜景-。本州四国連絡高速道路会社(神戸市)は今秋、旅行業者と連携して夜間の塔頂ツアーを始める。流れるようなケーブルの曲線、海岸沿いの街明かりなど、高さ300メートルに迫力満点の景色が広がる。
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同社は主塔内部を公開する昼間の見学会「ブリッジワールド」を2005年度から始めた。19年度までに13万人以上が参加する人気ぶりだったが、コロナ禍で中断。旅行業者によるツアーは継続しているが、緊急事態宣言などで縮小を余儀なくされている。
夜間ツアーは定員12人に絞り特別感を高める。道路下の管理路を使って主塔へ向かい、東京タワーに匹敵する高度までエレベーターで一気に上昇する。眼下に海峡を渡る車列、遠くに大阪湾岸の夜景を見渡せる。
早ければ10月下旬の開催を目指すが、緊急事態宣言発令中のため日程は決まっていないという。(小林良多)