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桂あやめ(本人提供)
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桂あやめ(本人提供)
林家卯三郎(本人提供)
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林家卯三郎(本人提供)
笑福亭飛梅(本人提供)
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笑福亭飛梅(本人提供)

 女性落語家の草分けとして活躍する桂あやめ(神戸市兵庫区出身)が11月3日、地元の神戸新開地・喜楽館で独演会を開く。元獣医師と元暴走族の落語家をモデルに、コロナ禍での珍騒動を描いた新作「ワクチン兄弟」をネタ下ろしする予定で、その2人も出演。また、あやめの姉・入谷和女が三味線を務め、故郷での姉妹共演が実現する。

 あやめは1964年生まれで、82年に五代目桂文枝に入門。男社会だった落語界に、女性の視点を入れた創作落語で新風を吹かせてきた。芸者スタイルの音曲漫才コンビ「姉様キングス」など、幅広い笑いにも挑み続ける。

 ネタ下ろし作のモデルとなったのは、獣医師免許を持つ林家卯三郎(岐阜県出身。1999年、林家染丸に入門)と、笑福亭飛梅(京都府舞鶴市出身。2008年、笑福亭松枝に入門)の2人。

 コロナ禍でワクチン注射の打ち手が不足し、獣医師も担い手になった-という想定。悪知恵の働く落語家がひともうけしようと元獣医師の落語家をけしかけ、ワクチン接種に乗り出す。派手な呼び込みで人を集めるが、「にせ医者だ」と言いふらされてお客が来なくなる。そこで起死回生の策を思い付くが…。

 「飛梅さんはコロナ禍で行政の支援金申請のことを落語家仲間に助言してくれた、頼もしくて生活力のある人。卯三郎さんは普段は穏やかで物静かな感じなので、対照的な2人がコンビを組んだら面白いだろうなあと、想像を膨らませて作った」とあやめ。

 コロナ禍で流行した韓国ドラマを題材に、出会いを夢見る女性の勘違いが笑いを誘う新作「アイの不時着?」も用意。古典落語「死神」をモチーフに曲を作ったミュージシャン米津玄師の向こうを張って、女性の死神が登場する新作も初披露する。

 あやめは「コロナに関する言葉はみんなの共通言語。それを使ってこの時代、コロナを笑い飛ばすネタを提供し続けたい」と力を込める。

 午後6時開演。前売り2500円(当日3千円)。喜楽館TEL078・335・7088

(金井恒幸)

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