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 新型コロナウイルスワクチンを1回分も無駄にできない-。個別接種に対応する開業医の約6割が、予約人数の確保を不安視していることが、兵庫県保険医協会(神戸市中央区)の調査で分かった。ワクチンの供給に一時遅れがあった中、行政などのミスで廃棄されたケースが相次いだことも影響し、使い切りの重圧を感じているとみられる。

 調査は8月23日~9月1日、県内会員の開業医ら3161人を対象に実施。うち15%の484人から回答を得た。結果、65歳未満のワクチン接種について、約3分の2の開業医が自院で対応するとした。診療科別では外科と内科が8割を超え、小児科でも75%に上った。

 接種時の問題点や不安な点を選択式(複数回答可)で問うと、60・6%がファイザー製ワクチン1瓶6回分に合わせた「6の倍数の予約者確保」を選んだ。ほかに、ワクチンの取り扱いや保管▽スペースや人員の確保▽副反応への対応-も各4割程度あった。自由記述では「キャンセルや変更の対応が大変」、「ワクチン供給が不安定」、「通常診療より収入が低い」といった声があった。

 1週間の接種回数は50回未満が半数を占め、少人数での実施が目立った。50~99回は2割超、100回以上は2割程度だった。接種の時間帯は約半数が診療時間中で、残り半数は時間外でも対応すると答えた。

 同会は「ワクチン接種で診療所の受け入れ数に不足はないが、日常診療と比べて問題点や不安が多岐にわたる」とみている。

 ほかに、コロナ患者の入院を制限し、リスクの高い人を除いて原則自宅療養とした政府方針については、賛成が46%で、反対の33%を上回った。自由記述では「容体急変や家庭内感染を防ぐため、原則入院すべき」との意見も多く、病床逼迫を受けた難しい判断だったとみられる。(井川朋宏)

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