ヴィッセル神戸、観客上限を1万人に緩和 緊急事態宣言解除 接種・陰性証明による実験も予定

2021/10/01 20:01

ノエビアスタジアム神戸=神戸市兵庫区吉田町1

 新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除に伴い、サッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸は、2日にノエビアスタジアム神戸である浦和レッズ戦から観客の上限を5千人から1万人に引き上げる。 関連ニュース ノエスタの屋根で10日間孤立 救出の猫、飼い主見つかり幸せに 三浦知良「現役続けるのに理由なんかない。カズのまま死ぬ」 「Jリーグを世界的なリーグに」三木谷会長の野望

 兵庫県への緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用を受け、神戸は今季も入場制限を続けてきた。今季リーグ戦のホーム平均観客動員数は5558人(無観客試合1試合を含む)にとどまり、2019年の2万1491人から約4分の1に激減。コロナ禍の影響を受けた昨季の6042人も下回っている。
 今季は元スペイン代表イニエスタが契約を延長し、夏には日本代表エース大迫勇也らが加わるなど、スターがそろう。順位も4位と好調で、担当者は「(上限緩和は)ようやくという思い。終盤戦に向けて盛り上げたい」とする。
 16日のホーム戦では、1万人の上限とは別に、ワクチン2回接種や検査陰性を示す証明書の保持者向けの席を設ける実証実験も予定している。(山本哲志)
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ