兵庫県助産師会が無料相談窓口 コロナ禍、母親を支援

2021/10/02 09:41

神戸新聞NEXT

 新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除を受け、兵庫県助産師会は1日から、妊娠、出産、子育ての悩みに関する無料相談窓口を常設した。感染「第6波」や災害に備えた措置で、孤立しがちな母親たちをサポート。電話とオンラインで助産師がアドバイスする。 関連ニュース 助産師に学ぶ命のいとしさ お産に立ち会う喜びや悲しみ伝え 丹波篠山、西脇病院の2人が授業 産後ケアはリゾートで 部屋は広々、温泉にレストラン 三木の助産院、ネスタと協力し新プラン <衆院選 問う>兵庫9区 子ども産み育てやすい環境とは? 助産師・藤岡さんに聞く 継続的な産後サポート重要

 コロナ禍では、母親学級や支援施設の休止、里帰り出産の自粛要請などに伴って相談機会が激減。このため、同会は5~6月の期間限定で24時間対応の無料電話相談に取り組んだが、宣言が明けた10月以降も感染再拡大の懸念があるとして、相談体制を維持する。
 内容は、つわりによる体調不良▽授乳や離乳食の疑問点▽予定外の妊娠-など多岐にわたる。感染不安に伴う受診控えや在宅での運動不足など、コロナにまつわる問題にも対応する。
 電話相談ダイヤルTEL050・5211・8531(平日は午前9時~午後6時と午後9~11時、土日祝日は正午~午後6時)。オンラインは同会ホームページから相談日を事前に予約。同会TEL078・362・1310
(佐藤健介)
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