神戸市長選、投開票は31日 衆院選と同日実施に

2021/10/06 19:39

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市選挙管理委員会は6日、定例委員会を開き、任期満了に伴う同市長選(10月10日告示、24日投開票)の日程を変更し、10月17日告示、31日投開票にすることを決めた。衆院選が31日投開票となる見込みが高いため、同日実施にする。 関連ニュース 今秋選挙の県内10市町、一気に慌ただしく 衆院選との同日選へかじ切る自治体も 選挙は若者の声反映されにくい? 投票率向上が重視につながる 神戸市長選で維新、現職を支援せず 独自候補を模索、松井代表「相乗りにはくみしない」

 市選管は変更の理由について、有権者の負担軽減や投票率アップが期待できるほか、人件費や投開票所の経費削減効果が1億数千万円見込める-とした。
 今回市長選から、初めて候補者名を印刷した投票用紙に丸印を付ける「記号式投票」を採用する。一方、期日前投票や不在者投票、衆院選は候補者名を書き込む「自書式」のため、混乱の回避が課題となる。
 同市長選には、現職の久元喜造氏(67)=自民、立民、公明、国民推薦▽兵庫労連事務局次長の岡崎史典氏(52)=共産推薦▽空手道場代表の酒谷敏生氏(50)▽弁護士の鴇田香織氏(53)▽元加西市長の中川暢三氏(65)-の5人が立候補を表明している。(三島大一郎)

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