参院兵庫選挙区の加田氏 法務政務官に就任
2021/10/06 20:44
加田裕之氏
新内閣発足に伴う副大臣、政務官人事で、兵庫からは自民党の加田裕之参院議員(兵庫選挙区)が法務政務官に就任した。加田氏は「インターネット上の誹謗中傷への対策など、生活に密着した課題が多い。全力で頑張る」と意気込んだ。
当選1回で初の政務三役入り。人事が決まった臨時閣議後、同じ選挙区の末松信介文部科学相から「抜てき人事やから」と激励の電話を受けた。「身の引き締まる思い」と語り、力を入れたいテーマとして多文化共生や経済安全保障、更生保護などを挙げた。
一方、自民党の藤井比早之衆院議員(兵庫4区)は内閣府副大臣を退任した。デジタル庁、新型コロナワクチン、行政改革など菅政権の看板政策を担当。職員へのあいさつ式では「体制づくりが一番しんどかった」と振り返った。(永見将人、今福寛子)
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【略歴】かだ・ひろゆき 甲南大卒。経産委理事。51歳。兵庫選挙区、参院当選1回(細田派)