前兵庫県副知事・金沢氏、特別顧問に就任へ 姫路の摺河学園

2021/10/09 05:30

前兵庫県副知事の金沢和夫氏

 姫路女学院中学校・高等学校(兵庫県姫路市豊沢町)を運営する学校法人摺河(するが)学園は8日、前兵庫県副知事の金沢和夫氏が、11月から同学園の特別顧問に就任すると明らかにした。海外の学校との提携交渉などを担当するという。 関連ニュース コロナワクチン集団接種 予約受け付け再開 赤穂市11日から 来年こそ平穏に、獅子が訪問「荒神ばらい」 神河 城陽小教諭の暴言・体罰問題 「姫路の母ちゃん」はどう思う

 金沢氏は旧自治省(現総務省)を経て兵庫県副知事を約11年間務めた後、今年7月の県知事選に立候補し、落選した。同学園の摺河祐彦(まさひこ)理事長が県私立中学高等学校連合会理事長として金沢氏と面識があり、就任を依頼したという。
 学園はポーランドなどに姉妹校があり、海外からの進学受け入れを計画している。金沢氏は、こうした事業で交渉などを担う。生徒向けに講演も行う予定。
 摺河理事長は「教育への考えは私と同じだと感じていた。知見を生徒のために生かしてもらいたい」と話した。(古根川淳也)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ