六甲山「須磨アルプス」 切り立った尾根から望む絶景

2021/10/09 20:17

市街地に近い「馬の背」。秋晴れの下、登山道はハイカーらでにぎわった=9日午前、神戸市須磨区の横尾山付近(小型無人機で撮影)

 兵庫県内が広く秋晴れに包まれた9日、各地の山々は多くの登山客らでにぎわった。最高気温は神戸で29・6度、姫路で30・8度など残暑に見舞われたが、山上には爽やかな風が吹き抜けた。 関連ニュース 本当はもっと短い? 公称56キロの六甲山縦走路 虎応援歌で知られる「六甲おろし」って何? 中学生が調査 神戸の中心街に低~い虹 特有の地形影響か

 神戸の市街地に近く、六甲山系の西端に位置する「須磨アルプス」は、朝から山歩きを楽しむハイカーや家族連れらが数多く訪れた。切り立った岩場が連なる尾根「馬の背」では、恐る恐る足を運びながら景色を眺めたり、記念撮影をしたりしていた。
 神戸地方気象台によると、10日の県内はおおむね晴れるが、11日は北部を中心に、午後から天気が崩れるとの予報となっている。(辰巳直之、吉田敦史)
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■10月23日 秋の六甲山でバイオリンコンサート
 秋の山歩きとバイオリンのミニコンサートを楽しむツアーが10月23日、神戸市須磨区の須磨浦周辺で催される。
 山の案内人、根岸真理さんのガイド付きで山歩きを楽しむ。下山後に、山麓近くにある須磨観光ハウス「味と宿 花月」の庭園で約30分のコンサート。出演者は、神戸市在住のバイオリニスト、マウロ・イウラートさんと幸田聡子さんのデュオ。映像で奏でたバロック音楽などを披露する。
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