自民兵庫県連新会長の西村衆院議員、選対会議で「心一つに」 分裂後の融和に尽力の方針

2021/10/11 22:37

衆院選の対応などについて語る西村康稔衆院議員=神戸市中央区中山手通5、自民党兵庫県連

 自民党兵庫県連は11日、衆院選の選挙対策本部を設置し、第1回選対会議を開いた。6日付で会長に就任した西村康稔衆院議員=兵庫9区=は「県内の候補者全員が当選できるように、心一つに立ち向かう体制をつくりたい」と述べた。 関連ニュース 兵庫県知事選 枠組み崩壊、政党の思惑が先行 政策論争なく、問われる「刷新」 兵庫知事当選の斎藤氏、県会の支持わずか4分の1 分裂した自民との協力関係見通せず ネットの選挙運動、有権者「メールは×、LINEは〇」 政治活動ならメールOK

 西村氏ら県連幹部が出席し、県内の選挙区情勢について意見を交わした。会議後、西村氏は会見し、「総裁選を通じ、幅広い自民の政策、人材への理解が進んだ」と衆院選に向けた手応えを語った。
 自民県連は、7月の知事選で推薦候補の決定を巡り分裂した。西村氏は「それぞれ思いはあるだろうが、なにかあれば、私自身が汗をかくことはできる」と述べ、県連内の融和に尽力する考えを示した。(紺野大樹)

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