衆院選、公正な選挙PRへ「白バラ旗」 兵庫県庁前に掲揚
2021/10/19 05:30
公正な選挙を願って掲揚された白バラ旗=兵庫県庁
衆院選公示前日の18日、兵庫県選挙管理委員会は公正な選挙と投票率向上を願う「シンボル旗(白バラ旗)」を、神戸市中央区の県庁玄関前に掲揚した。近くの県民会館では立候補受け付けのリハーサルも行い、選挙選に備えた。
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掲揚式では、県選管の石堂則本委員長が「新型コロナウイルス対策、そして後の日本をどうするのかを選ぶ重要な選挙。有権者の積極的な投票参加と、正しい選挙が行われるよう強く求める」とあいさつ。約250個の風船が放たれ、白バラ旗が空にはためいた。
リハーサルでは、立候補を受け付ける順番を決めるくじ引きや必要書類の確認手順、街頭演説用ののぼりなど選挙活動に必要な「選挙七つ道具」の交付などの流れを確認した。当日の立候補受け付けはANAクラウンプラザホテル神戸(同区)で行われる。
期日前投票所は一部を除いて20日から開設。前回から6カ所増えて178カ所に設置される。県内の投票率は前回、小選挙区・比例代表ともに48・62%。前々回から小選挙区で2・24ポイント減、比例代表で2・23ポイント減となっていた。
今回は県内12選挙区で39陣営が立候補を予定し、予備審査を受けている。新たな立候補者がいなかった場合、県内の小選挙区における立候補者は現行の選挙制度が導入された1996年以降で最少となる。(金 旻革)
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