衆院選投票、有権者に呼び掛け 兵庫県庁で自動車啓発出発式
2021/10/26 07:00
衆院選の投票呼び掛けに出発する啓発車=兵庫県庁
31日投開票の衆院選に向け兵庫県選挙管理委員会の自動車啓発出発式が25日、神戸市中央区の県庁であった。各市町選管の啓発車を合わせ延べ160台以上が各地を巡って有権者に積極的な投票を呼び掛ける。
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県選管の石堂則本委員長は「新型コロナウイルス禍におけるさまざまな問題をどう解決するかを問う重要な選挙。少しでも多くの人が投票所に足を運ぶよう、職員の皆さんは立候補者になったつもりで啓発してほしい」とあいさつした。
その後、県のマスコット「はばタン」と明るい選挙推進協会のマスコット「めいすいくん」が、啓発用のたすきとパネルを職員に手渡した。職員は「期日前投票も呼び掛けます」と決意表明した後、乗車して街頭に向かった。神戸市内を走る啓発車は、衆院選と同日で投開票される同市長選の啓発も行う。
衆院選の県内投票率は前回2017年が48・62%(小選挙区)で過去最低を記録。14年は50・86%、民主党政権から自公連立政権へ交代した12年が58・59%だった。(金 旻革)
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