衆院選・終盤情勢<8区>公明・中野 保守層に浸透
2021/10/27 10:15
神戸新聞NEXT
投開票日が31日に迫る衆院選。神戸新聞社では24~26日、兵庫県内12選挙区の終盤情勢について電話世論調査を行った。公示直後の19、20日に実施した序盤情勢と同じく、与党の自民、公明が10選挙区で安定した戦いを維持していることが分かった。一方で、無党派層で投票先を決めていない有権者も多く、投開票までに情勢が変わる可能性もある。(敬称略)
関連ニュース
首相進退「本音分からぬ」 自民・斎藤前経産相
「首相は選挙大敗の責任を」 自民・小林氏、重ねて要求
首相進退「自身で決断を」 自民・小林氏、大敗の引責
◇
3期の実績を強調する公明中野が優位に戦いを進める。支持母体・創価学会票をまとめ、自民、維新の保守層にも浸透する。共産小村は党支持層の8割近くを固め、女性票の掘り起こしを狙う。れいわ辻は立民の5割から支持を受けるが、広がりに欠く。