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スケボーに乗り、段上からジャンプ=あまがさき・ひと咲きプラザ
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スケボーに乗り、段上からジャンプ=あまがさき・ひと咲きプラザ
上手に乗れると、グータッチ=あまがさき・ひと咲きプラザ
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上手に乗れると、グータッチ=あまがさき・ひと咲きプラザ
子どもたちにとって初めてのスケボー。手を取って指導し、ボードに乗って風を切るおもしろさを体感してもらった=あまがさき・ひと咲きプラザ
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子どもたちにとって初めてのスケボー。手を取って指導し、ボードに乗って風を切るおもしろさを体感してもらった=あまがさき・ひと咲きプラザ
尼崎に常設のスケボーパークをつくることを目指して結成したASKのメンバー=あまがさき・ひと咲きプラザ
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尼崎に常設のスケボーパークをつくることを目指して結成したASKのメンバー=あまがさき・ひと咲きプラザ
カラフルなスケボー=尼崎市若王寺2
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カラフルなスケボー=尼崎市若王寺2

 スケートボードの上に立ち、不安定そうに脚をぷるぷると震わせる子どもたち。へっぴり腰で若者たちの手を握り、ゆっくりと地面を蹴る。ときどき転んでも、すぐに起き上がる。徐々にバランスを取れるようになり、上手に乗りこなせると、笑顔でグータッチをして喜んだ。

 10月17日、兵庫県尼崎市若王寺2の「あまがさき・ひと咲きプラザ」であった、子ども向けのスケボー教室。たくさんの幼稚園児や小学生たちが保護者らと一緒に訪れ、ヘルメットやプロテクターを着けて、スケボーのおもしろさを体感した。

 企画したのは、2020年10月に尼崎の若者たちが立ち上げた団体「ASK(アスク)」だ。

 やんちゃな印象で怖いし、騒音が迷惑…。

 そんなスケボーの負のイメージを拭おうと、体験教室やワークショップを開きながら、行政も巻き込んで尼崎に常設の「スケートボードパーク」をつくることを目指している。

 東京五輪では日本人選手5人がメダルを獲得し、注目を浴びたスケボー。競技人口が増える一方で、公園など街中で楽しまれてきた背景もあり、常に苦情と隣り合わせの状況がある。

 ASK代表の高校3年谷田太陽さん(18)は、中学生のときにスケボーを始めた。近所の公園で練習していたが、周辺住民らから「音がうるさい」と声が上がり、その公園はスケボーが禁止になってしまったという。

 人気の高まりに対し、環境の整備は追いついておらず、尼崎市にも常設のスケボーパークはまだない。

 近年、市には「スケボーを自由にできる場所がほしい」という声と苦情が両方届いていた。そこで市は「騒音を気にする声も当然理解できるので、きっちりと環境を整える必要がある」とし、ASKの構想をサポート。今、パークの場所探しを進めている。

 ASKのメンバーは、競技に使う「セクション」を子どもたちとのワークショップで手作りし、体験会では初心者にも丁寧に乗り方を手ほどき。今年8月のイベントでは、稲村和美市長に直接思いを訴えた。

 谷田さんは「やんちゃなイメージが先行してしまいがちだけど、スケボーは年齢や性別、国籍に関わらず誰もが楽しめてつながれるコミュニケーションツール。偏見を取り払うためにも、環境やルールづくりが重要だと思う」と話す。(大田将之)

阪神
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