神戸市長選3選の久元氏 一夜明け登庁「初心忘れず」

2021/11/01 12:39

神戸市長選で3選を果たし、職員にあいさつをする久元喜造氏=1日午前、神戸市中央区加納町6(撮影・鈴木雅之)

 神戸市長選から一夜明けた1日午前、3選を果たした久元喜造氏(67)が市役所に登庁した。幹部職員らの出迎えを受け、「初心を忘れず、重責を果たしていく」と述べた。 関連ニュース 神戸市長選、久元氏が最多得票で3選 「神戸を安定した成長軌道に」 二重計上、職員の経験不足…各地で開票トラブル相次ぐ 投票所で職員の胸ぐらつかんだ疑い、65歳男逮捕 手続きに時間かかったと苦情

 久元氏は阪神・淡路大震災の記憶を伝える「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)に献花後、市役所1号館へ。花束を受け取り、職員らに「選挙戦で市内各地を回り、まだまだ知らない地域、事柄があると実感した。いろんなことを教えてほしい」と呼び掛け、市政運営への協力を求めた。市会の本会議場では市議たちに選挙結果を報告。午後は記者会見や報道各社のインタビューに臨む。
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 31日投開票された神戸市長選の得票が、1日午前4時すぎに確定した。久元氏は、前回2017年に自身が獲得した約34万票を上回る史上最多の約44万票を獲得した。(初鹿野俊、三島大一郎)
【特集ページ】神戸市長選2021

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