小学校給食、連絡ミスで89人分用意せず 急きょレトルトカレーで対応

2021/11/05 18:45

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 三田市学校給食課は、あかしあ台小学校から2年生の校外学習日を誤って伝えられ、4日の給食を準備していなかったとして、緊急時用の代替給食を同日提供したと発表した。 関連ニュース コロナ禍で加わった小学校の「謎ルール」 パンの耳が嫌いな息子に「ヤマザキパンの人が悲しむ」と言ったら…思わぬ効果とお客様相談センターの対応にほっこり 「クラス全員、給食は残さず食べきりましょう」がプレッシャーに 小学生を追い詰めた「食品ロス削減」の掛け声

 対象となったのは児童と教員の計89人。2年生の校外学習は本来「5日」で給食は必要なかったが、担当の教員が「4日」と誤ってゆりのき台給食センターに伝えていた。
 中華丼や焼きビーフンなど本来予定した献立に代わり、同センターに備蓄している緊急食のレトルトカレーライスなどを提供。アレルギー対応が必要な児童1人には、教員分の通常給食で対応した。開始は20分ほど遅れたが、午後の授業に影響はなかった。
 必要な給食数については、各学校が提供の前月中旬と1週間前の2回、メールかファクスで給食センターに報告する仕組み。学校給食課は学校内で複数回、複数の教員で確認する必要があったとし「他の学校にも周知徹底を図る」とした。(喜田美咲)

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