罪犯した人の「生き直し」助け 保護司描くドラマ、舘ひろしが主演

2021/11/08 18:00

「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」に出演する舘ひろし((C)NHK)

 罪を償い、社会に復帰しようとする人の「生き直し」を助ける日本独自の制度「保護司」を描くドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」が28日から、日曜夜のNHKBSプレミアムで放送される。舘ひろしが石原プロから独立後、初となる主演ドラマ。共演者を浅丘ルリ子が務める豪華な布陣だ。 関連ニュース 高岡早紀、“魔性”と呼ばれすぎて「どうでもいい!」悟りの境地!? 愛娘からは恋のお悩み相談も 「私は夢と現実がリンクする」上白石萌歌は特殊能力の持ち主!? 人前に出るのが苦手な子供だった山崎育三郎 「ミュージカル界のプリンス」が語る音楽と人生

 高校の国語教師から転身した善輔(舘)は保護司を第二の人生に選び、8カ月が過ぎた。そこで今まで出会ったことがない、規格外の「保護観察対象者」である、小山結子(浅丘)が現れる。自分の子どもを殺した罪で服役していた小山。出所の日、小山は想像もしない行動に出て、善輔を驚かせる。小山の娘・香苗(真矢ミキ)は犯罪者となった母親を強く拒絶し、会おうとしない。小山の行動は次第にエスカレートしていく。小山の真意は? そして、善輔はどう支えていくのか-。
 浅丘と初共演という舘は「世の矛盾、心の傷や痛みに寄り添うような役柄を演じたい」と意欲を見せる。浅丘は「舘さんとの共演が、どう展開していくのか楽しみに見てほしい」と話していた。(金井恒幸)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ