洲本市長選、上崎副市長が立候補意欲「周囲の意見聞き判断」
2021/11/10 06:00
洲本市役所=洲本市本町3
任期満了に伴い来年3月に行われる兵庫県洲本市長選について、同市の上崎勝規副市長(66)が立候補へ意欲を示していることが9日分かった。神戸新聞社の取材に上崎氏は「これから要所の人たちにあいさつする。謙虚に意見を聞いて判断したい」と話した。
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市長選を巡っては、3期目の現職竹内通弘市長(75)が8日夕に会見し、退任を表明した。市幹部に立候補を働き掛け、8日朝に前向きな返答があったと説明。名指しは避け、「後継指名しないが一緒にやってきた方を応援したい」と発言した。
上崎氏は同市出身。1979年に市職員となり、総務部長や企画情報部長などを経て2018年4月から副市長を務めている。竹内市長の発言を受けて上崎氏は、「(後任市長は)行政経験があった方がいいと考える。市民の自分への評価が分からない状態。選挙に出るには周囲の環境をきちんとしないといけない」と話した。
同市長選は来年2月27日告示、同3月6日投開票される。市内では、人口減少が進む地域の活性化や公共施設の統廃合などが課題。これまでに立候補の表明者はいない。(吉田みなみ)