神戸市の3回目ワクチン、日時と場所は市が指定へ 電話やネット予約の混乱を回避
2021/11/12 20:05
ずらりと並ぶブース内でワクチン接種を受ける高齢者ら=5月、神戸市内
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、神戸市は12日、市が接種場所と日時を指定する「おまかせ予約」方式を新たに導入すると発表した。電話やインターネットによる予約の混乱を避けるのが狙いで、希望日に受けられる従来の方式も併用するという。
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市によると、市内の接種対象者(12歳以上)の接種率は、1回目が82・9%、2回目が80・5%。3回目接種は12月から行う予定で、今月22日に医療従事者ら約1万5500人に接種券を発送し、その他は2回目接種から8カ月が経過したころに順次発送する。
予約を巡っては当初、コールセンターに問い合わせが殺到し電話がつながりにくかったり、会場でネット申し込みを手伝う「お助け隊」に行列ができ予約に時間がかかったりした。
3回目接種から新設する「おまかせ予約」は、かかりつけの病院がない人らを対象に、市が接種場所と日時を指定する。来年2月以降に導入する予定で、予約方法などの詳細は後日改めて公表するという。
久元喜造市長は「希望者の予約の負担を軽くし、よりスムーズに接種ができるようにしたい」と話した。(三島大一郎)
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