末松文科相がスパコン「富岳」視察 「富を生む『成長の種』に期待」
2021/11/13 19:35
スーパーコンピューター「富岳」を見学する末松信介文部科学大臣(右)=神戸市中央区港島南町7
末松信介文部科学相(参院兵庫選挙区)が13日、神戸・ポートアイランドを訪れ、スーパーコンピューター「富岳」や、神戸大学病院国際がん医療・研究センターにある国産初の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」などを視察した。
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最先端の研究開発や産学連携などの課題を把握し、今後の政策検討につなげる目的。富岳が設置されている理化学研究所計算科学研究センターでは研究者らと意見交換した。末松文科相は「新型コロナウイルスの飛沫のシミュレーションや線状降水帯の予測など富を守る役割に加え、富を生む『成長の種』に期待している」などとあいさつ。富岳を目の前に、松岡聡センター長の説明に聞き入った。
昨年完成した研究開発拠点のクリエイティブラボ神戸や、眼科高度医療などに取り組む神戸市立神戸アイセンター病院も視察した。(中島摩子)