「東京兵庫県人会」総会 新旧知事そろい踏みも
2021/11/16 23:08
兵庫県人会の総会であいさつした斎藤元彦知事(中央右)と元県知事の井戸敏三氏(同左)=東京都港区、品川プリンスホテルアネックスタワー
兵庫県ゆかりの首都圏在住者らでつくる「東京兵庫県人会」の総会・交流会が16日夜、東京都内のホテルであり、約230人が参加。斎藤元彦知事、井戸敏三前知事も出席し、壇上で新旧知事がそろい踏みする場面もあった。
8月の知事就任から初参加となった斎藤氏は、新型コロナの流行「第6波」に備えて保健所の体制強化に取り組んでいることなどを報告。アフターコロナをにらんだ経済活性化や、大阪・関西万博の成功に向けた協力も呼び掛けた。
井戸氏も登壇し、「(生涯スポーツの国際大会の)『ワールドマスターズゲームズ』に平泳ぎでの参加を申し込んだ。週に2回プールで泳いでいる」などと近況を報告した。
また、予定されていた人材総合サービスのパソナグループ(東京)南部靖之代表による講演は、南部氏の所用により、山本絹子副社長が代理で実施。淡路島へ本社機能の一部移転を段階的に進めている同社の取り組みを紹介した。
東京兵庫県人会の会員数は約800人。役員改選があり、新会長に元警視総監の池田克彦・日本道路交通情報センター理事長が就いた。新型コロナウイルス感染防止のため、立食形式の懇談は昨年と同様に取りやめたが、出席者はマスク姿で交流を深めた。(西井由比子)